劇場版仮面ライダージオウ オーヴァークォーツァー 感想ネタばれあり。

まったくジオウのことを知らないままに初日に観に行ってきましたので,その感想をば。

ネタバレしかしませんので,まだ見てない方はどうぞお気を付けください。

 

一言でいうと,面白かったです。

仮面ライダーの映画を観るのは2回目。

ミッチー目当てで観に行った『スーパーヒーロー対戦GP仮面ライダー3号』以来です。

3号さん,元気にしてるかな。

 

でも,初日に行ってよかったー。ネタバレなしで見れたので途中であの方が出てきたときも,新鮮で笑えました。

 

さてさて。

仮面ライダーを見に行ったはずなのにいきなりレンジャーが始まって驚く私。

同行者が「二本立てなんだよ」と教えてくれました。ありがとう。

レンジャーのほうは騎士竜戦隊リュウソウジャーとのこと。

よく設定が分からなかったけど,主役の子の顔が良い。マジで。

そしてブラックの子が意外にダンスが上手い。

それはいいんだけど,ブルーが二人いない?そして一人のブルーの子(ナンパしてたほう)はメインストーリーにはいなかった。

というところをのちに問いただしてみたところ,「今仲間になる・ならないの微妙な時期だから」とのことでした。

 

ライダー映画の前半は信長の時代にタイムスリップする話です。

で,戻ってきてからようやくあのお方が登場です。

結構閑散とした広場になぜか集まる人々・・・。古墳公園かな,くらいの感じだよ。

そして王に祀り上げられようと踏み出したソウゴの前に突如現れた謎の男たち。

玉座に座るISSA,じゃなかった赤い服の男がソウゴに「今までご苦労だった替え玉よ」と呼びかける,という。

ISSA君を中心にWe Can't stop music的なV字で並ぶDA PUMPのメンバーたち。さんざん静止画でみましたけど,やはりすげぇ。大画面で見ると。

ウォズっぽい衣装が似合いすぎ。微妙に丈感が違う6人。演技上手な人とそうでもない人はここの棒立ち感でわかる(笑)。

対してセリフもないんだろうな(ISSA君以外)とおもってたので,いきなりYORI氏が「見なよ」なんてしゃべりだしてビビる。

そのうえ,U-Yeahが続けてしゃべるという異色の展開。びっくりした―。

 

「次はこいつらの時代だ」というISSA君。うん。ひよこの親鳥ですもんね。

 

その後,いろいろあって,とらえられたソウゴがとあるお方に遭遇したりするわけですが(笑)。あそこはやはり笑い声が一番上がったなぁ。

 

平成のものがどんどん吸い上げられていく展開。うん。大丈夫ですよー。そこのDA PUMPの人たちみんな昭和生まれだからー,とふんわり見守ってしまった。

 

さて,敵ではあるものの仮面ライダーに変身するISSA君。無敵の強さです。

しっかし,やっぱりダンスで鍛えた体感?それともライダーに対する思い入れ?かな。

美しい,変身シーンでした。決まってたよ。切れが良いというか。ビシ,っとね。

また見たくなる変身シーンでした。

 

そしてISSA君の平成ライダー一掃計画の動機は几帳面なISSA君らしく,「整っていないから」という理由。わかりやすい。そんなところまで几帳面なんですね。しーじゃ。てか,脚本家さん,ちゃんとISSA君のこと調べてくれたのかなぁ。だったらうれしいなぁ。

さすがISSA君で,スーツアクターが頑張ってるときのアテレコも上手でした。

歌声はキー高いけど,しゃべるときの声はドス聞いてていいっすよ。

いや,それにしても『平成』の札をやぶるライダーたちに爆笑したわ。

ほんっと面白かった。

 

一個だけ。一個だけ。言ってもいいっすか?

 

オーバークォーツァーの人々はISSA君と一緒に戦ってなかったんですか。

あのショッカー的な人たちのどれかがDA PUMPの人たちだと思ったんですけど。

最後に出てきて,一言ずつセリフがあったのはすっげぇ嬉しかったんですけど(DAICHIくん,KIMIくんのときはお母さんの気持ちで見守る一ファン),あんたたちISSA君への忠誠心はないのか,と。

パパイヤ鈴木に心中させてそれでええのんか。一緒に戦ってこい。心中してこい。

 

何この子達。ISSAさんに戦わせて後ろで見てたんですかね。

しかも「絶対そんな世にならない」とかいいつつ「見てみたいかもな」で楽しく〆るとか。もう。自由すぎるひよこちゃんたち。

 

微妙にもやもやしつつ,最後の主題歌を聞いて帰りました。

でも,本当に映画はよかったし,満足度120パーセントでした。

あと一回ぐらいみたい・・・。